第八回:業界用語
ご無沙汰しております。 ケアンズは9月に入り、ようやく乾季らしいいいお天気が続いております。
海も暖かくなり始め、透明度は一年間で一番いいときです。まだ、もう少し鯨のシーズンも続き、運がいいと遭遇しているようです。 さて、今回は業界用語について少しふれてみます。
一言に業界用語と言っても、旅行業界以外でもその業種によって使われている言葉が業界用語になります。 よく、海外で働くときには英語の多様は禁止、業界用語は使わないと研修中に注意をされることが多いともいます。
例えば、『お客様をPICK UPする』ではなく、『お迎えする』。こんな些細なことからでも、お客様は英語を話せるガイドにコンプレックスを持ち、クレームにつながることはあります。 そんな中、3ケ月ほど前に入社したスタッフ。
名前は豪(たけし)。AUSに来るため、生まれたような名前です。 前職は、なんと自衛隊勤務。 体は、無駄な贅肉はなく、毎日、海岸で体を焼いているのでどんどん黒くなり、サングラスもかけずにいたので、紫外線にやられ最近は視力が落ちてきてるらしい。そんな、ちょっと抜けているスタッフです。
そんな豪も今は研修を終え、仕事についています。 とはいうものの、やはり仕事で分からないことは多く、そういったときは、OFFICEに連絡がはいります。
先日、国際線から国内線の乗り継ぎの仕事をしていたときのこと。 お客様がゲートから出てこられ、乗り継ぎの手続きを済ませ、国内線にて出発を待っているときに、質問があり、答えが分からずOFFICEに連絡が入りました。(勝手に答えるよりは、確認が大事!! いいぞ、豪!!) OFFICEからアドバイスをもらい、お客様に確認しないと答えられないことがあり、探すことになりましたがお客様はロビー内でどこかに行ってしまった。
出発までは時間があるので、取りあえず待つことに。 豪から連絡がないので、心配になったスタッフが豪に電話をかけると、
OFFICE:お客様と連絡取れた?
豪:まだ、お客様と接触できてません。
OFFICE:接触って。。。まぁ、いいや。で、近くにいるの?
豪:あっ、いました。今後ろから接近しています。どうしましょ?このまま尾行したほうがいいですか?
OFFICE:いるなら、さっきの件、確認しろ!!
その後、豪より、「無事、任務終了いたしました」とOFFICEに電話が入りました。 しかし、業界用語にかかわらず、人は焦ると普段の言葉使い、行動が出てしまうものですね。 いつも、意識をしていれば、習慣になるなと、認識した一日でした。