熊岡猛さんのブログ

自給自足生活

豚インフルエンザの影響か、不景気の影響なのか、夏休みに入ったというのにお客さんが少ない状況が続いています。6月にも修学旅行のキャンセルが相次いだため、仕事がほとんどない状態で毎日を過ごしている今日この頃です。8月のピークシーズンに向けて、オーストラリアに来る旅行者が増えることを期待するばかりです。

仕事は少ないけれども、時間を無駄に過ごすのではもったいない。というわけで、お金をできる限り使わないで生活をする、『自給自足チーム』を結成しました。メンバーは、ベテランガイドの大先輩と、私を含めたワーキングホリデー3人組の合計4人。活動内容は様々です。
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① 食料を確保する(釣り、潮干狩り、カニ捕り、ウニ捕りなど)。
② オーストラリアでは安く手に入る小麦粉を使って、うどんやピザ生地を作る。
③ 大好きなビールを、自分達で作ってみる。
④ フードシェアをして、みんなで自炊をする。

とにかく生産性のある遊びをすることが目的です。仕事の合間を縫っては釣りに出かけ、潮が引けばウニや貝を採りに行ったり、ほぼ毎日勢力的に活動をしています。
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おかげで、お金をかけていないのに豪華な食事が食卓に並ぶことも多くなり、自作のビールと一緒に毎晩のように宴会をしています。
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自然の宝庫ケアンズだからできる、この自給自足生活。皆さんもケアンズに遊びに来たときは、レストランで食事を楽しむのも良いですが、この大自然の中へ自ら飛び込んで、食材を探しに行くのもおもしろいですよ!

 

キュランダ村と高原列車一日ツアー

先日、ガイド仲間とお酒を飲んだ帰りに、自転車に乗っていて転んでしまい、鼻に傷を負ってしまいました。鼻の頭にバンソウコウを貼ってお客様の対応をしていると、その傷どうしたんですかと尋ねられ、返答に困ってしまいます。SMAPの草彅さんではないですけど、お酒の飲みすぎには気をつけようと反省している今日この頃です。

 

世界中で豚インフルエンザが流行し、旅行業界にも大きな影響を与えています。オーストラリアではそこまで大きな問題になってはいないものの、修学旅行などのキャンセルが相次ぎ、ケアンズだけでも数億円の損害が発生しているそうです。一刻も早く状況が良くなることを祈るばかりです。

 

そんな悪状況のなかでも、ハネムーンや個人旅行などでケアンズを訪れてくれるお客様がいるので、ガイドの仕事にも今まで以上に力が入ります。ホテルのチェックインをお手伝いする仕事がほとんどですが、最近はキュランダツアーのガイドに出ることも多くなりました。今回は、そのキュランダツアーの魅力について語らせていただこうと思います。

 

ケアンズには世界自然遺産が二つあります。ひとつは世界最大の珊瑚礁群グレートバリアリーフ。そしてもうひとつが、世界最古の熱帯雨林ウェットトロピックスです。キュランダツアーでは、この世界最古の熱帯雨林をいろんな方向から見ることができます。催行会社によってツアーの日程は違いますが、私の所属しているCTUのキュランダツアーの日程は次のとおりです。


① バスでお客様をホテルまでお迎えして、キュランダ高原列車の出発口、ケアンズ駅へご案内します。

② キュランダ高原列車に乗って、約1時間45分列車の旅をお楽しみいただきます。列車の窓からは、ケアンズ市内やグレートバリアリーフを一望できるすばらしい景色、ストーニークリーク滝やバローン滝のような豪快な自然、そして世界最古の熱帯雨林を間近に見ていただきながら、キュランダ村を目指していきます。途中、日本の番組「世界の車窓からのオープニングで10年間放送されていた、ジュンガラループという有名なシーンを見ることができます。
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③ キュランダ村にて約2時間30分の自由散策。ヒッピーやアーティストが住む人口500人程度の小さな村で、民芸品のショッピングを楽しんだり、バードワールド(野鳥園)やバタフライサンクチュアリ(蝶園)などを見学して楽しむことができます。ランチはキュランダ村内のレストランにて、オージーサイズのハンバーガーや、ワニ肉やカンガルー肉を使ったミートパイなど、数種類のメニューからお好きなものを選んでいただけます。

④ キュランダ村からバスに乗って、レインフォレステーション・ネイチャーパークに移動して、ワイルドライフパーク(ミニ動物園)を見学。その後は、戦時中に実際に利用されていたアーミーダックという水陸両用車に乗って、熱帯雨林の森の中を豪快に散策します。熱帯雨林ならではの植物や動物などを見ることができます。
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⑤ 最後はキュランダ村から、世界最長7.5kmのロープウェイ、スカイレールに乗って、世界最古の熱帯雨林を上空から見下ろしながら、ケアンズ市内に向かっていきます。天気がいいとグレートバリアリーフの海が見えるので、世界遺産を同時に2つ見ることができます。
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 これがCTUのキュランダツアーです。キュランダ高原列車やアーミーダックに乗って、熱帯雨林を中から、そしてスカイレールに乗って熱帯雨林を上から見ることができる、まさに熱帯雨林を満喫できるツアーです。ガイドは私以外にも、キュランダを楽しくご案内するベテランガイドがいっぱいいますので、皆さんもケアンズを訪れた際には、ぜひCTUキュランダツアーに参加してみてください。お待ちしています。

 

シドニーライフ

早いものでもう3月。ブログを3ヶ月も更新していないことに気づき、相変わらずの筆不精さに自分でも驚いております。

年が明けてすぐにケアンズに帰って来て、気持ちを新たにガイドの仕事をしようと意気込んでいたら、仕事が全然ありませんでした。雨季に入ったのも原因のひとつですが、ジェットスター航空が大阪・名古屋からケアンズへの直行便を運休したことが大きかったと思われます。観光客が減ってしまった今のケアンズは、観光地として賑わっていた頃と比べ物にならないほど、人気が少なくひっそりとしています。

仕事がないのならケアンズにいても仕方がないと考えた私は、念願のシドニーでの生活を始めてみることにしました。家も仕事も決まっていないまま、シドニーへと飛び出して行きましたが、思っていたよりもあっさりと、家も仕事も決まりました。

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現在私はガイドの仕事を離れて、野菜や肉などの食材をレストランへ配送するドライバーの仕事をしています。ケアンズのような田舎に住んでいた私にとって、都会での運転に慣れることや、道を覚えることは大変なことでしたが、慣れてくると楽しいものです。ハーバーブリッジをトラックで走りながらオペラハウスを見下ろす光景は、今自分がシドニーで生活しているのだと実感させられます。職場のすばらしい仲間にも恵まれて、毎日楽しく仕事に励んでいます。

4月にはケアンズに戻ってガイドの仕事に復帰することが決まっています。残り少ないシドニーライフですが、今を精一杯楽しみたいと思います。

 

ひさしぶりの日本

うちの姉ちゃんが結婚するということで、一時帰国することにしました。

実家は千葉にあるのですが、ジェットスターが安かったので大阪経由の名古屋行きの便に乗りました。

お昼の12時過ぎに出発した飛行機は、日本時間の18時半ごろに大阪へ到着。2時間ほど関西空港の搭乗ゲート前で待った後、名古屋に向けて出発。21時半ごろにセントレアに到着しました。名古屋からケアンズに旅行に来る人は、帰りが大変だなぁと実感してしまいました。


その日からしばらく名古屋の友達の家にお世話になりました。

名古屋に滞在中、ケアンズで一緒に働いたガイド仲間たちに再会しました。今はもう日本に帰ってきていて、名古屋にある某有名ホテルで活躍しているお二人です。

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ちなみにそのうち一人は、トラジャル大阪校のホテル科卒業生。ケアンズ滞在中に大変お世話になった、年下の頼もしい先輩です。
そんな3人で、名古屋が誇る手羽先の名店『世界の山ちゃん』へ行って、手羽先をたらふく食べてきました。久しぶりに食べる日本食は、なにを食べても本当においしくて、お酒もすすみ、話も盛り上がって、気が付けば朝を迎えていました。お二人は始発電車に乗って、いつのまにか帰ったようです。いや~、最高に楽しい夜でした。

 


翌日に名古屋を後にして、実家の千葉に帰りました。次の日が姉ちゃんの結婚式だったので、弟の家族も遊びに来ていて、家の中がとてもにぎやかでした。

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その結婚式はどうだったかというと、ハウスウェディングという珍しい式で、自由が丘の街中にある一軒家で執り行われました。

なぜか私が司会進行を務めることになり、たった1回のリハーサルの後に本番ということもあって、言葉をかまないようにゆっくりとしゃべりながら、なんとか無事に執り行うことができました。その後はみんなで食事を楽しみながらお話をしたりして、アットホームな感じの素敵な結婚式でした。姉ちゃん夫婦もとても幸せそうで本当に良かったです。


さて、大きな目的も果たしたので、あとはひさしぶりの日本を満喫して帰ろうと思います。今回は年明けまで日本にいることができるので、温泉に行ったり忘年会に参加したりと、いろいろ計画を立てているところです。

大阪に行くときには、トラジャルにも顔を出しに行きたいと思います。

それでは皆さん、良いお年を!

 

セカンドビザ

ファームでの3ヶ月の仕事を終えて、ついにセカンドビザを取得することができました。
ファーストビザの有効期限が迫っていたので、期限内に申請できるか心配をしていたのですが、インターネットで申請をしてからたったの半日でビザがおりました。そのビザも、オーストラリア政府から一通のメールが送られてくるだけ。
本当にこれでビザがおりたのだろうかと少し心配になるくらい、あっさりとしたものでした。

 

なにはともあれ、晴れてオーストラリアで2年目の生活をスタートすることができました。
3ヶ月間お世話になったファームに別れを告げて、さっそくGATTONを飛び出しました。ケアンズに戻る前に、メルボルンとタスマニアを旅することに。ファームで出会った韓国人の友達と一緒に、まずは約2000km南にあるメルボルンへ。車をひたすら運転し続けて、丸一日かけてやっと到着しました。

 

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メルボルンでは、ケアンズでガイド仲間だった友達と再会し、一緒にグレートオーシャンロードに行ってきました。真っ青な美しい海から突き出す見たこともないような奇岩。その反対側には緑一色で埋め尽くされたユーカリの木々。そしてそのユーカリの木の上で人形のようにじっとしている野生のコアラ。まさに「グレートオーシャンロード」という名前にふさわしい、感動と感激に満ち溢れたドライブコースでした。

 

メルボルンを後にして、今度はタスマニアへ。ここまで一緒に旅をしてきた韓国人の友達と別れを告げて、ここからは一人旅。タスマニア行きのフェリーに乗り込んでいざ出発。
12時間の船旅でしたが、フェリーの中にはレストランやBAR、お土産屋さんから映画館まで完備されていて、まったく退屈することなく、あっという間にタスマニアへ到着しました。

 

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タスマニアに着いていきなり感動したことは、カラフルな屋根の家が並んでいる街と、その周りにある自然とのバランスが本当に美しいこと!
ロンセストンを目指してドライブしている最中も、周りの景色の美しさに、思わず心が弾んでしまいました。チョコレート工場やワイナリー、サーモンの養殖場などを見学しながら、車を貸してくれた友達が住んでいるロンセストンに到着。ロンセストンは大きな街ではないですが、ヨーロッパ風の建物や教会、緑が豊かな公園などがあり、童話に出てきそうな本当に素敵な街でした。

タスマニア滞在中は友達の家に泊めてもらえることになり、ロンセストンを拠点にホバートやポートアーサー、そしてゴルフに行ったりして(初めてコースをまわりました!)、タスマニアを満喫することができました。

 

そしていよいよタスマニア出発の日。今までお世話になった車をピカピカに洗車して、友達に返すことにしました。次はいよいよケアンズ。ロンセストンの小さな空港から飛行機に乗って、シドニーを経由してケアンズに帰ってきました。

 

帰った次の日からさっそくガイドに復帰。
11月は修学旅行のシーズンということもあって、ガイドはみんな大忙しです。私も3ヶ月のブランクを感じる間もなく、いきなり戦場に足を踏み入れた気分です。でも、以前と同じ忙しい日々に変わりはないのですが、3ヶ月前の自分とは違う気持ちで仕事をしていることに気づきました。

ファームで日本人と話すことがほとんどなかったせいか、お客さんやスタッフと話をするのが本当に楽しいんです。ファームで生活をした3ヶ月が、自分を成長させてくれたのだということを初めて実感しました。

 

ワーキングホリデー生活も2年目に突入。これからは、さらにステップアップした仕事にどんどん挑戦していきたいと思います。

 

シドニーを訪ねて1,100km

ブリスベンでの生活が始まって、早いもので2ヶ月が経ちました。仕事はというと、ネギのシーズンがもうすぐ終わり、今度はトマトのピッキングが始まります。絶好の天気が続いているので、野菜がすくすく育っているのを見て感じとれます。

 

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最近、車を手に入れることができました。といっても購入したわけではありません。オーストラリアで出会った私の友人が、私がオーストラリアに滞在している間、車を貸してくれると言ってくれたのです。とても素敵な友人です。

 

さっそく先日、シドニーに住んでいる友人の家を訪れて、車を借りに行きました。シドニーは大ざっぱな地図で見ると、ブリスベンの南にある隣の街です。朝の9時にGATTONの自宅を出発して、ブリスベンからジェットスターに乗って1時間30分の空の旅。シドニー空港から1時間列車に乗って、ブラックタウンという街へ。友人宅に到着したときには、すでに日が沈みかけていました。隣の街に行くだけだというのに…さすがオーストラリア、大きな国です。 

 

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シドニーに3日間滞在して、借りた車でシティや世界遺産のブルーマウンテンを観光してきました。お土産に、シティで日本の食品や雑貨をどっさりと買い込んで、4日目の早朝6時、GATTONに向けていざ出発。その距離なんと約1,100km。韓国人の友達と日本から遊びに来ていた友達も一緒でしたが、ライセンスを持っているのは私だけだったので、全ての道のりを一人で運転して帰りました。時速100kmで走れば夕方には帰れる、などと考えた自分がバカでした。自宅に到着したのは夜中の23時。オーストラリアの大地の広大さをまざまざと思い知った、4日間の素敵な旅となりました。

 

NEW LIFE in BRISBANE

お久しぶりです。北京オリンピックも大盛況を迎えていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。 

 

は今、ケアンズを離れて、ブリスベンにあるGATTONという小さな町で生活をしています。ガイドの仕事を辞めてしまったのかというと、そういうわけではわりません。ワーキングホリデービザで働いている私は、1年間という限られた期間しかオーストラリアに滞在できないため、もう1年滞在を延長することができるセカンドビザを取ることに決めました。セカンドビザを取得するには、オーストラリアの第一次産業、例えば農業や林業、水産業などの仕事で3ヶ月間働くことが必要となります。 

 

そういうわけで、私はこのGATTONという町のファームで、ピッキングの仕事をしています。仕事の内容はネギやブロッコリー、トマトをピッキングしたり箱詰めすることです。最初はファームの仕事などまったく興味がなかったので、セカンドビザを取得するために仕方ないという気持ちで始めたのですが、いざやってみるとこれがなかなか楽しいものです。肉体労働をあまり経験したことがなかったので、始めた頃は体の至るところが筋肉痛になって大変な思いをしました。ところが、3週間も働いて気持ちに余裕ができてくると、オーストラリアの大自然の中で働いていることに、だんだん快感を覚えるようになってきました。あたり一面ネギやブロッコリーの畑が広がる中で、雲ひとつない青々とした空を見上げていると、こんな経験二度とできないんだろうなあ、とつくづく思います。 

 

一緒に働いている人たちの中に、日本人は誰もいません。私一人です。そもそも英語に自信のない私は、日本人がたくさん働いているファームを探し、GATTONで生活をしている日本人の女性と連絡を取り合ってこの町にやってきたのですが、GATTONに着いてすぐに、とんだ間違いをしてしまいました。ファームのオーナーが、バス停まで私を車で迎えに来てくれることになっていたのですが、どうやら私は韓国人と間違えられて別のファームの車に乗ってしまったらしく、その結果、韓国人やインド人が8人住んでいる家で一緒に住むことになり、ファームでは中近東系の人たちに囲まれて、豊作の歌のようなものを歌いながら仕事をする羽目になってしまいました。 

 

最初は不安と緊張が続きましたが、3日も経たないうちにこの生活に慣れてしまいました。お互いに英語が上手に話せないので、電子辞書を片手に会話をしているうちにだんだん親しみがわいてきて、今では一緒に料理を作ったり、買物に出かけたり、お酒を飲んだりして、家族のような生活を送っています。日本人が一人であることを心配してくれているのか、とにかくみんなが親切でフレンドリーです。ウルルン滞在記が5作はできるぐらいの感動をすでに味わったと思います。 

 

セカンドビザが取得できるまであと2ヶ月。今の生活を楽しみながら、ガイドの仕事に復帰できる機会を待ちたいと思います。10月11月には修学旅行のピークを迎えるようなので、その頃にはツアーガイドとしてバリバリ働けるように、勉強も忘れないようにするつもりです。人生日々勉強!やっとそう思えるようになった今日この頃です。

 

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パプアニューギニアに旅立った友達

トラジャル同期の友達が、24日に日本を出発してパプアニューギニアに旅立っていきました。彼は青年海外協力隊の事業に参加して、パプアニューギニアの観光開発のために、マダンにある観光局で勤めることが決まったのだそうです。 

 

日本からパプアニューギニアに行くには、ここケアンズを経由して、さらに飛行機で約2時間かけて移動しなければなりません。ケアンズで滞在する時間が6時間ほどあるので、彼がパプアニューギニアに行くと決まったときから、ケアンズで再会することを約束していました。 

 

そして、いよいよ約束の日。成田からの飛行機が到着する早朝5時30分に、私はケアンズ空港の到着ロビーで彼が出てくるのを待っていました。前日の彼のブログには「パプアにいち早くなじむために、アフロにしてみました」という熱い一文が書いてあったので、その勇姿を写真に収めようと、ゲート前でカメラを持って構えていました。 

 

しかし、他の乗客はどんどんロビーに出てくるのに、彼はなかなか姿を現しません。1時間ほど経っても現れず、到着ロビーにはほとんど人がいなくなってしまいました。荷物検査で引っかかったのではないかと心配をしていると、私の携帯に彼から電話がかかってきました。その内容は、空港から出ることができない、という大変残念なお知らせ…。私も知らなかったのですが、なんでも彼が持っているパスポートが一般のものではなく、公務員用のパスポートだったので、経由する空港では入国をすることができないのだそうです。 

 

結局、その電話でお互いを励ましあい、別れを告げて彼はパプアニューギニアへと旅立っていきました。今回会えなかったのは残念だったけれど、次に会うときはお互いにもっと成長した姿で会えることを、とても楽しみにしています。日本でがんばっている友達、パプアニューギニアでがんばっている友達、それぞれ生活している場所は離れているけれど、だからこそ次に会うときには、胸を張って見せられる自分であるために、ここオーストラリアでもっともっとがんばろうと決意した、そんな一日でした。

 

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パプアニューギニアの海

 

ケアンズの休日

日本では台風が近づいていて、全国の天気が荒れているというニュースを目にしました。ゴールデンウィークも終わって、いよいよ本格的に夏に向けて暑くなっていくのでしょう。ケアンズは逆に、夏が終わって朝晩は少し肌寒いですが、日中は28度ぐらいの過ごしやすい季節になってきました。 

 

ゴールデンウィークの旅行シーズンが一段落して、今は日本からの旅行客が少ない時期なので、休みが多くもらえるようになりました。この機会を利用して日本に帰る人もいれば、オーストラリア国内を旅行する人もいます。

 

私はというと、8月にパプワニューギニアへ旅行するための予算を考えて、今はケアンズでのんびりと休日を過ごすことが多いです。ビーチや川へ泳ぎに行ったり、ゴルフの打ちっぱなしへ行ったり、釣りやBBQをして昼間からビールを飲んだり、たまに図書館で英語の勉強をしたりと、ケアンズの小さな町の中で思いっきり休日を楽しんでいます。 

 

今日は仕事がお休みだったので、友達と4人でレンタカーを借りてポートダグラスへ行ってきました。

 

 

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ポートダグラスは、ケアンズから車で1時間ほど北に上がったところにある、4マイルビーチというきれいな海に面した港町です。ポートダグラス市街やマリーナミラージュというショッピング街をしばらく散策した後は、イタリアンのレストランでフィッシュ&チップスを食べて、4マイルビーチでのんびりとして帰ってきました。ひさしぶりに出会った仲間達とは、車の中でも話が尽きることがなく、最高のドライブでした。

 

 

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次の休みが合えば、今度はみんなでタウンズビルに1泊しようという計画を立てて別れました。さあ、明日からまた仕事がんばろう!

 

初めまして

初めまして。2003年、昼間部旅行学科卒業の熊岡 猛です。

卒業後は京都の旅行会社で4年間働いて、現在はここケアンズの現地旅行会社『ボンザオーストラリア』で、ツアーガイドの仕事をしています。

 

ケアンズを一言で紹介すると、のんびりとした小さな町です。青い空は突き抜けるように高く、町は緑の木々に囲まれ、目の前にはグレートバリアリーフの美しい海が広がっています。そんな小さな町ケアンズを訪れる海外旅行者の数はとても多く、年間で200万人を上回るとも言われています。グレートバリアリーフと世界最古の熱帯雨林、この2つの世界遺産があるこのケアンズは、観光都市としての役割が大半を占めていると言ってもいいでしょう。

 

では、そのケアンズで毎日どのような仕事をしているのかというと、朝は3時に起きてケアンズ国際空港に行き、お客さんを空港で迎えてホテルやツアーデスクへの送迎から始まり、ホテルのチェックインのお手伝い、ツアーやレストランの予約、日本に帰国する人や他都市へ移動する人のセンディング業務、ケアンズの市内観光やキュランダの観光ガイド、ツアーデスクの仕事など、実にさまざまな業務があります。最近はグループのお客さんも担当させてもらえるようになり、パーティーの司会なども任されるようになりました。

 

 

朝は早く、夜は遅いときだと22時ぐらいまで働くこともあるので、毎日が睡魔との闘いです。お世辞にも楽な仕事とは言えないので、早々に辞めていく人も少なくはないですが、今一緒に働いている仲間たちは、ケアンズが好きで、ガイドの仕事が好きな人ばかりだと思います。天気の良い日は暑い日ざしを浴びて汗をかきながら、雨の日はカサもささずにびしょ濡れになりながら、あくびが出そうなのをこらえて眠たい目をこすりながら、笑顔で仕事をしている仲間たちを見ていると、自分ももっとがんばろうという気にさせられます。

 

 

そして、がんばろうと思える気力の源はやはり、お客さんに喜んでいただいて、楽しかったと言ってもらえることです。ケアンズに来たときには期待と不安が入り混じったような顔をしていたお客さんが、帰りのケアンズ空港で最高の笑顔で手を振ってくれたときに、これ以上にない達成感を得ることができます。サービス業なら当たり前のことなのかもしれませんが、その当たり前のことにやりがいを感じることができるこの仕事は、私にとって最高の仕事だと感じています。

 

 

4月に入って春休みも終わり、卒業旅行のラッシュが落ち着いてやっと一息、といったところですが、今度は企業団体や修学旅行のシーズンが始まります。まだまだ覚えなければならないこともいっぱいありますが、ひとつひとつのことを確実にこなし、そしてどんなときでも楽しく仕事をすることができるように心がけていきたいと思っています。

 

 

次回はホリデイの過ごし方についても書いてみようと思うので、時間があるときにでも読んでください。

 

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