NEW LIFE in BRISBANE
お久しぶりです。北京オリンピックも大盛況を迎えていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私は今、ケアンズを離れて、ブリスベンにあるGATTONという小さな町で生活をしています。ガイドの仕事を辞めてしまったのかというと、そういうわけではわりません。ワーキングホリデービザで働いている私は、1年間という限られた期間しかオーストラリアに滞在できないため、もう1年滞在を延長することができるセカンドビザを取ることに決めました。セカンドビザを取得するには、オーストラリアの第一次産業、例えば農業や林業、水産業などの仕事で3ヶ月間働くことが必要となります。
そういうわけで、私はこのGATTONという町のファームで、ピッキングの仕事をしています。仕事の内容はネギやブロッコリー、トマトをピッキングしたり箱詰めすることです。最初はファームの仕事などまったく興味がなかったので、セカンドビザを取得するために仕方ないという気持ちで始めたのですが、いざやってみるとこれがなかなか楽しいものです。肉体労働をあまり経験したことがなかったので、始めた頃は体の至るところが筋肉痛になって大変な思いをしました。ところが、3週間も働いて気持ちに余裕ができてくると、オーストラリアの大自然の中で働いていることに、だんだん快感を覚えるようになってきました。あたり一面ネギやブロッコリーの畑が広がる中で、雲ひとつない青々とした空を見上げていると、こんな経験二度とできないんだろうなあ、とつくづく思います。
一緒に働いている人たちの中に、日本人は誰もいません。私一人です。そもそも英語に自信のない私は、日本人がたくさん働いているファームを探し、GATTONで生活をしている日本人の女性と連絡を取り合ってこの町にやってきたのですが、GATTONに着いてすぐに、とんだ間違いをしてしまいました。ファームのオーナーが、バス停まで私を車で迎えに来てくれることになっていたのですが、どうやら私は韓国人と間違えられて別のファームの車に乗ってしまったらしく、その結果、韓国人やインド人が8人住んでいる家で一緒に住むことになり、ファームでは中近東系の人たちに囲まれて、豊作の歌のようなものを歌いながら仕事をする羽目になってしまいました。
最初は不安と緊張が続きましたが、3日も経たないうちにこの生活に慣れてしまいました。お互いに英語が上手に話せないので、電子辞書を片手に会話をしているうちにだんだん親しみがわいてきて、今では一緒に料理を作ったり、買物に出かけたり、お酒を飲んだりして、家族のような生活を送っています。日本人が一人であることを心配してくれているのか、とにかくみんなが親切でフレンドリーです。ウルルン滞在記が5作はできるぐらいの感動をすでに味わったと思います。
セカンドビザが取得できるまであと2ヶ月。今の生活を楽しみながら、ガイドの仕事に復帰できる機会を待ちたいと思います。10月11月には修学旅行のピークを迎えるようなので、その頃にはツアーガイドとしてバリバリ働けるように、勉強も忘れないようにするつもりです。人生日々勉強!やっとそう思えるようになった今日この頃です。
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